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努力する人間になってはいけない-若者は意志と世界観

2024年4月30日

人間の本質は、若者に引き継がれている、人間性とは若者のことだよ

歳を重ねると天気予報や季節に主に健康の面で左右されることが増えるらしい。自分はまだ実感がないので、中間層なのだろうか。「勉強する」ということが若者に比べて減りこれまでの経験とそこから湧き出てくる謎の勘にすがる人が増えてくる。全員がそうとは思わないが、体力の衰えによってそうなってしまうことは仕方のないことだと思う。

だから若者が必要になる。新卒が入社することは、規模を大きくするためだけではなく、そうやって意志を引き継いでいかないと会社として存続ができないからだ。経験だけでしか仕事ができない会社に未来はない。

会社の外と内は単純に区別できるものではない

マーケットが複雑でいろいろな意見を持つ人がいるように会社の中も多様な意見がある。 … その対立を乗り越えない限り、外部のマーケットを説得することはできない。結局、自分以外はすべてマーケットだと思えばいい。会社の中の人に評価されないような自分は決してマーケットにも評価されたりはしない。

あたりまえのことなのに、なかなか気付けないのはなぜだろう。「身内なのに…」という気持ちがあるのだろうか。

外部の人間が発信したことに対して若干の嫌味を含みつつ苦言を呈する人がいる。その言葉には「うちの会社(もしくは自分)はまともだ」という気持ちが見え隠れしている。その考えは危険だと思う。自分の身近で起きていることや経験でしか物事を見ていないからだ。

もしそれがマーケットの目につく場所だとしたら同じことが言えるのだろうか。どんな内容であれ、否定することはしてはいけない。情報が溢れている世の中で万人にとって正しいことを書くのは不可能に近い。自分に損がないのなら誤った情報は無視すればいい。

自分が正解を知っている前提において間違いを探すことは簡単だ。ただしそこにあまり意味はない。なぜならすでに正解を知っているから、その間違いを正すことは大きな成長には繋がらない。それよりも自分が知らないことに目を向けるべきで、それが勉強というものなんじゃないかと思う。

ついでに言えば、間違いを指摘するばかりで前向きな意見を言えないようなってしまったらおしまいだ。

お客様に指名されるような技術者になってほしい

昔、会社の先輩に「辞めるならお客さんにスカウトされるようなレベルになってからにしろ」と言われたことがある。

長く同じお客様と関われるということは運がいいだけかもしれないが、運をのぞいた残りの50%は丁寧な仕事で100%掴み取ることができる。

練習でできないことは本番でもできないのと一緒で、社内も社外も関係なく、すべての人に対して丁寧に接するからこそ勝ち取れるものはあるはずだと思う。

お客様との「関係」というのは、白黒をつける場所ではないのです。 … 仕事の現場では、正しいことが確認されてからが仕事になります。正しいということをお客様にわかってもらわなくてはならない。 お客様が”わかる”ということを仕事の現場では”正解”とは言わず「納得」、「満足」というふうにいいます。お客様に納得していただく、満足していただくということです。

プログラミングをやっていると、仕様や標準を盾にして自分の意見を押し通そうとする人がいる。つねに正しいことが最適ではないということは頭の中では分かっているが言葉にできないことがもどかしくもあったが、この説明が今の所しっくりきている感じがする。