カナダ1日目
2018年12月22日
空港にて。まさかの出国時のランダムセキュリティチェックに選ばれた。オンラインチェックインが出来ず空港でおばちゃんに頼んでチケット発行。 チェックインの前に簡単な質問があった。あとは搭乗の直前に手荷物検査と身体検査があった。 デルタ航空のCAさん達はみんな、おばちゃんだった。
入り口にいたおじさんに、トランジット(シアトル)で荷物の受け取りが必要かどうか確認したら聞いたら不要って言われたけど、 不安だったので念のためCAのお姉さんにも聞いたら必要って言われた。私はお姉さんを信じた。
飛行機、めちゃ狭い。私は最終到着地がバンクーバーで、シアトルで乗り継ぎだったたけど、他の人はシアトル行きの人が多いと思う。 前の席の子供がはしゃいでて、ほほえましかった。離陸後は静かに映画見てくれてたからよかった。ミスターインクレディブル面白いよね。 後ろの席の日本人男性二人はアナウンス中もでかい声で会話してて迷惑だった。
ふと思ったけど、飛行機のトイレってあれ、流したあと外に放り出してるのかな?流した瞬間の勢いがやばかった。
人生初、機内食。

席が後ろの方だったから「チキンオアビーフ?」という夢の質問はなし。 有無を言わさずビーフを渡された。味はまぁ普通でした。 あとメニューに載ってたハーゲンダッツが配られなかったのは解せない。
朝飯はクリームチーズのなんか。マックのパイみたいなやつ。とヨーグルトとフルーツ。ヨーグルトがブルーベリー味だったのはグッジョブ。写真はブレブレ。

映画は日本語吹き替えがあんまなくて、字幕もないから頑張って英語で見ようと思ったけど、ほぼ聞き取れず、疲れてやめた。 パシフィックリムの新しいやつが吹き替え版があったのでそれだけ見た。菊地凛子がでてた。 あとSUITSの新しいシーズンが見れたけど、その前のやつをまだ見てないので断念。 ジャケットを見る限りマイクとレイチェルが降板する噂はどうやら本当らしい。
西に日が沈むのを拝みながら出発し、東から昇る太陽に出迎えながら到着したのが印象的だった。 搭乗時間は9時間くらいだったけど、24時間経過したみたいな感じ。 グラデーションが最高に美しかった。やはりこの世で一番美しいのは自然だ。


シアトルでトランジット。初アメリカ上陸がトランジットだったのは微妙な気持ち。 10年以内に同じパスポートでアメリカきたことある人は行列に並ぶ必要がなく、キオスク端末が使えるらしい。 私は初なので長蛇の列へ。入国審査でパスポート見せたら「めっちゃ雰囲気ちゃうやん」的なこと言われたから「あの頃は若かった」と言っておいた。 なぜここにいるのか(ビジネスかバケーションか)聞かれたので、トランジットのためと言ったら最終的に別室行きになった。 同じ部屋にいた男性はグリーンカードだか、ビザの期限がどうのこうのでめっちゃ怒られてた。頭か抱えてたけど大丈夫だったのかな?
30分くらい待たせれた後にケトーって呼ばれて、入国審査と同じような質問されて、答えたら終了。なんだったんだ。 そのあとは取り残されていた自分の荷物を持って乗り換え用のゲートへ行き、 ターミナル内の電車に乗ってメインターミナルへ。喫煙所探してたけど結局たどり着けず、マックでチーズバーガー食べて時間潰してた。 何言ってるか分からずテキトーに返事してたらケチャップ4つも渡された。

シータック空港内はまるで複合施設みたいな感じで路上ミュージシャンもいた。いつかラウンジ使ってみたいなー。
シアトルからバンクーバーへはとくになにごともなく到着。だいたい1時間半くらいだったと思う。 隣の席の女性が落ち着いててなんか大人になった気分だった。 シアトルの別室行きもあり機内でいろいろ調べて行ったけど、バンクーバー空港では降機手続きにキオスク端末が使えて超スムーズだった。
どうでもいいけど、海外トイレは足元が開いていて落ち着かない。たまに鍵ぶっ壊れてるし。 やはりジャパニーズトイレの品質は圧倒的だと認識した。
前一緒に働いてた友達に迎えに来てもらって、家へ直行。彼とはこのあと1週間ほど時間をともにするが、いろいろよくしてくれて、本当に感謝しかない。 毎夜Skype英会話やってて「会社いたときこんなに頑張ってたっけ?笑」とおもったw 自分の考えを持ち実行する行動力は本当にすごいと思う。尊敬します。
バンクバーの第一印象は自然が街中に溢れてる。言葉通り自然と人工ビルが同居していた。街全体が仙台の定禅寺通りのような感じ。
友達の家はバンクーバーのダウンタウンで、マンション(ドミトリーと言うらしい)がたくさんあって、 各マンションの1階にははビリヤード場やジムやサウナ(!)が常設されているらしい。住人なら誰でも使っていいとか。 ガラス張りの家が多い。マンホールからは煙出てる。道路は完全に碁盤の目。皆主要な道路の名前を目印にして待ち合わせとかするらしい。
ダウンタウンはかなり綺麗で、歩いているだけで気持ちよかった。 人が少ないのか、道路が広いのかわからないけど、かなり歩きやすい。 ダウンタウンはずっとだらだら歩いてられる。けどそこまで広くない。 でも一日でだいたい歩ききれる大きさなので、住むと飽きるというのはわかる気がした。
道を一本挟んだチャイナタウンは本当に世界が違うと感じた。 建物は一緒なのに色味が違って見える。行政が行き届いてないのかごみの処理も追い付いてない。 こんな小さな地域の中にこんなにも分かりやすい格差があるのか、と驚いた。
バンクーバールックアウト
カナダプレース
ウォーターフロント駅からのシーバス
海に浮いたガソリンスタンド

おみやげ買うならガスタウン(ギャスタウン)。名前は聞いたことある。

この時計はガスで動いているらしい
どこもなんとなく、似通った建物で統一感があるイメージ。
夜はカナダにソウルフード「プティーン」を食べた。

ポテトにチーズとチキンを混ぜて、上からグレービーをかけたやつ。ビールのつまみにはいいかもしれないけどおいしくはなかった笑 グレービーは肉汁ベースで玉ねぎとか炒めたソースらしい。 そのあとはケバブを買ってティムホートンズで一息ついた。ケバブおいしかった。 ラーメンとか寿司の店めちゃくちゃ多かった。プティーンの店より全然多いと思う。
夜、Microsoft隣のバンクーバー美術館前でパシャり。

最後はマリファナの匂いがする公園からみたバンクーバーの写真

ダウンタウンは言葉では形容できない美しさと懐かしさが同居してる感じががする。 過ごしやすい国に選ばれる理由というのはそういうところからきているのかもしれない。