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JSConfJPの登壇を終えて

2019年12月1日

鉄は熱いうちに打て。というわけで感傷に浸っているうちに振り返ってみよう。

登壇について

まずは自分の話。JSConf JPにて「Streams APIをちゃんと理解する」というテーマでお話ししてきました。

軽い気持ちでCfP出したらまさかのまさか通ったので、ビビった。初めてのカンファレンス登壇がJSConfって本気で震えた。しかし2020年、そして30歳手前でこんな貴重な機会をいただけたのは本当にありがたい。

なぜStreams APIについて話すことにしたか。それは自分自身ストリームについてストリーミング動画に使われている技術だよね?くらいの知識しかなかったので、もう少しちゃんと理解したかったことと、JSConfに書かれている一文

JSConf does not focus on what is popular or cool now, but on topics that define and revolutionize the following year of technology.

ざっくり言うと今流行っている内容ではなくて、今後数年の間に何が起きるかという話にフォーカスすると言っている。それを自分なりに考えた結果がStreams APIだった。

結果、Streams APIをテーマに選んだことは正解だった。自分がこれまで書いてきたドメインとはかけ離れていて、スライド準備に費やしたこのたった数ヶ月間で自分の守備範囲を大きく広げることができたんじゃないかなと思う。

ちなみに、ゲストスピーカーの一人であるDominic TarrさんがNode.jsのStreamのすごい人ということをCfP出してから知って「おいまじか」と思った。 今回採択されたのは、主催がJapan Node.js Associationというのもあり、Stream好きが多かったのかなぁと勝手に想像した。

反省点

  • 直前にデモのURLをちょっといじったら本番でCORSのエラーになる、超初歩的なミスをした。何があっても直前に資料の修正はしない。
  • 練習時と本番で立ち位置が違った。ほかにも当日の解像度とか聞いてなくて(前日にメールくれたのでよかった)、いろいろ想定不足だった。
  • 多分途中からけっこう早口になっていたと思う。発表中のことをほとんど覚えてなくて、あまり余裕がなかったかな…。
  • 主催側への感謝を示すのを忘れた。本当にありがとうございました。
  • 練習するときは、ラップをとりながら時間を測った方がよさそう。
  • 英語のことを気遣う余裕がなかった。
  • 前の日練習しすぎて喉がけっこう辛かった。

よかった点

  • 自分が知らないことを、自分にとって分かりやすいように資料をつくったので分かりやすかったと言ってもらえてよかった。
  • カンファレンス全体を通してパフォーマンスとかStreamの話も所々に出ていて、我ながらいいテーマだった。
  • 本番はあまり緊張しなかった。どこか吹っ切れた感じでやれたと思う。時間も結構いい感じだった。
  • 懐かしい人たちに会えたし、一方的に知っていた人にも自分の発表を見てもらえたことはほんとによかった。
  • 笑いを取ろうと思っていたところでちゃんと笑いが起きたことはよかったw
  • できるだけ見やすい資料作りを心がけることはできたと思う。

JSConf Japanについて

まず、JSConf Japanは最初に書いたJSConfコミュニティの一つに仲間入りした。

詳しくは知らないけどこのコミュニティに名前が載るにはいくつか条件があるらしく、オーガナイザーの古川さんを筆頭にいろいろな人の頑張りによってここに名を連ねている。

そんな素晴らしいイベントにどこぞの馬の骨かも分からない私を便乗させてくれたことは「誰にでもチャンスがある」ということをある意味示すことができたのかなぁと勝手に思っている。

CfP提出から当日まで運営については思うところがいろいろとあったのだけど、運営してくれた人の大変さを考えると何も言えないので、来年機会があれば運営側として参加してもっといいイベントにしたいなと思った。

他のセッションについて

自分の発表以前のセッションは聞いていたけど、緊張のあまりほとんど頭に入ってこなかったw(だからこういう場合はお客さんとして気軽に参加したいという気持ちもある。)

けど、ギンペイさんやおーぜきさんのセッションを見ていて、テンションが高い人のセッションは総じて面白いと思った。なにかこう圧倒されるものがあるよね。

内容が一番面白かったのはPikaの中の人のセッションかな。とりあえず明日からPika使ってみよう。

あとはこさまりさんのクロージングトークは素晴らしかった。なんかわからないけど涙出てきたもんな…。

Design By Numbersの話とか、自分が昔興味をもって楽しんでいたことが途中出てきて、今の自分は楽しめてるのか?とふと思った。

「Privilege」って日本語だと「特権」という意味になるみたいだけど、特権って「特別な人が持つ権利」だけじゃなくて「自分がだけが持っている特別な権利」のようなものとも言うことができて、

だれしもそんな特権を持っているんだろう。自分が持つ「Privilege」とはなんだろうか。そしてその「Privilege」でなにができるだろうか。

運営の方々、参加者の方々、お疲れ様でした。いいイベントだったなぁ。来年も楽しみ。